Brandishについて


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ブランディッシュ4 眠れる神の塔

 ストーリー概要

の大国・ギデア皇国と西の大国・スーラン帝国。両大国の間に広がるカルア砂漠のはずれで、その"遺跡"は見つかった。

        『神の塔』

 スーラン帝国国教ヌビアール教の者たちは遺跡をそう呼び、自らの聖地と定め、遺跡内に眠る英知を我が物にせんとしていた・・・

 この『神の塔』に、今三人の者達が挑む。
 相棒モーブとともに、強制労働者としてかり出された孤児ディー
 暁の巫女としての修行のため、親友サフィーユと塔へやってきたクレール
 そして、自らの記憶を無くし塔内を彷徨う剣士キエン

 更には、ヌビアール教の吟遊詩人ザノン、妖炎の女盗賊メルメラーダ、
 もぐりの学者ガラハッドらも交え、思惑は複雑に交差する。

 『神の塔』の行く末は、正しく「神のみぞ知る」のか・・・



 解説

『98最後のRPG』と銘打たれた「BrandishVT」及びそのWindows版リメイクの「Brandish4」。
 今までのBrandishシリーズとは打って変わって、キャラクターやバックストーリーはもとより、ゲームシステムも一新されています。
 4(VT)の最大の特長の一つに『表示システム』があります。これまでのハーフトップビューに代わって、クォータービュー方式を採用しています。これによってキャラクター周りの視界が広がり、初心者にもやさしいシステムとなっています。
 しかし。
 旧シリーズからのファンの一部や、私のような迷宮中毒者(ラビリンス・マニア)には、緊張感や「迷っている感覚」が感じられない(難い)ため、不評をかっています。

 もう一つの特長は、『マルチキャラ・マルチエンドシステム』です。
 これは3のシステムを更に進化させたものです。プレイヤーキャラが複数用意されていることは言うに及ばず、それぞれのキャラクターの成長過程で変化する属性(善・中立・悪)によってエンディングが変化します。さらには全マップ中の約半分が、キャラ毎に異なっているという徹底振り。3をプレイした多くのユーザが感じた(と思われる)不満点を、一気に払拭した出来栄えとなっています。

 また4とVTを比較すると、グラフィックや音楽のクオリティアップは元より、VTのシステムの一部が簡素化されており、よりユーザが遊びやすい(のめり込みやすい)環境が提供されいます。
 ともあれ。旧シリーズからのファンとしては多少不満はあるものの、『Brandish4』は完成度の高いRPGです。Windowsユーザには須く一度は遊んでもらいたいと思います。

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