Brandishについて


Brandishについて |Brandish | Brandish2 | Brandish3 | Brandish4(VT) | 
ブランディッシュ3 〜スピリット・オブ・バルカン〜

 ストーリー概要

ィベリア国王ギゼール一世は、歴史の陰に追いやられた伝説を追い求めていた。城の書庫の奥に眠る古文書を発見した彼は、さる魔道師に内容を翻訳させた。訳文を不用意に音読する王。その文章が闇との契約書とも知らずに・・・
 その後、ギゼール一世は乱心、突如圧政を敷き暴君としてフィベリアに君臨した。

 フィベリア辺境の都市タントールのはずれに居を構える大魔道師バルカンの元にふらりと剣士が訪れた。剣士の名はアレス・トラーノス。
      『傭兵の口を利いてやろう』
 バルカンの放つ言葉が、核心をわざと外したものだと、弟子のドーラ、ミレイユには解ったがその核心に触れることは出来なかった。
 翌早暁。城へ伴って出立したバルカンとアレスの姿に、不吉な予感を抱くドーラ。彼女はその予感を確認すべく、幼い義妹ミレイユを置いて城へと二人を追う。
 雷雨の中を走り、謁見の間へ滑り込んだドーラの目に映ったものは・・・
 血溜まりに伏するギゼール一世と、師バルカン・・・。そして、その傍らで血塗られた剣を持ったアレスの姿であった。

 この時から、ドーラの復讐の旅が始まった。

 ・・・が、果たして。
 バルカンの死の、真の意味とは如何なるものだったのだろうか?



 解説

ァンディスク。
 某巨大匿名掲示板内に立ったBrandish関係のスレッドにて、ある人が「Brandish3」を指して称した言葉なのですが、けだし名言というか、非常に的を射た言葉だと思います。
 『マルチキャラ・マルチエンド』『前作以上に広いフィールド』『気象効果をも表現した美麗なグラフィック』等々・・・
 効果的な煽り文句となる要素は満載なのですが、それらが上手く噛み合わさっておらず、ただの寄せ集めに成り下がっているというのが、私の「Brandish3」に対する印象です。

 殊更ひどいと思うのが、ストーリーとグラフィック(キャラクターデザイン)です。
 ストーリーは非常に冗長で、かつ継ぎ接ぎのような印象を受けるもので、プレイしていて途中で冷めます。それ故ゲームにのめり込めず、逆に話に引っ張りまわされる印象を受け、後半プレイすることそのものが苦痛に感じました。
 キャラクターデザインについては・・・まぁ、見るも無残というか(笑)。先の某巨大匿名掲示板での書き込みによると、3のデザインを手掛けた方は、1及び2のデザインに関わった方とは違う方のようです。調べてみると、Falcomの他の作品のキャラクターデザインにも関わってたことがあったようなのですが、やっぱり不評だったみたいですね。あ〜あ。

 Brandishファンに受けるような内容や、独自のフューチャーが盛り沢山の割には、作りが中途半端で、『ファンディスク』などと揶揄されても仕方が無い出来なのが、非常に残念です。

 ページ最上段へ | トップページへ Brandishについて |Brandish | Brandish2 | Brandish3 | Brandish4(VT) |